1970-03-26 第63回国会 衆議院 本会議 第13号
まして、先般防衛大学の大森寛校長の卒業式式辞に見られるように、新しい軍人像、軍人勅論の徳目の推奨など、国民のコンセンサスを求める方向では断じてないと存じます。准尉制度をやめて、世間の誤解を解き、別途人間性尊重なり処遇の改善を考えられてはどうか、お答えをいただきたいのであります。 次に、外務大臣に国連協力について承りたい。 かつて、国連協力法案が新聞をにぎわしたことがございます。
まして、先般防衛大学の大森寛校長の卒業式式辞に見られるように、新しい軍人像、軍人勅論の徳目の推奨など、国民のコンセンサスを求める方向では断じてないと存じます。准尉制度をやめて、世間の誤解を解き、別途人間性尊重なり処遇の改善を考えられてはどうか、お答えをいただきたいのであります。 次に、外務大臣に国連協力について承りたい。 かつて、国連協力法案が新聞をにぎわしたことがございます。
私はよく言葉をたくさん知らないのでわかりませんが、司さ司さに委ねられておる――ときぎ軍じん勅論が出ますから――。司さ司さに委ねておる。ですからこの内部部局に行きまして自衛官が、身分もこれは直属の隊長がちやんと任免権を握つておるのでありますから、職務上これは内部部局長は、身分に、任免権に何も関係ないじやありませんか。
現に先日も大越元陸軍参謀でありますが、今のような自衛隊の機構ではとうてい軍隊の統制を保つことができない、すなわちどうしても元の天皇を中心とした統帥のごときものが考えられなければならないということで、軍人勅論を例に引き、そこには、原理的にわが国の軍隊は世々天皇の統率するところであつたと示し、制度的には朕みずからこれをとりあえて臣下にゆだねずと示し、人間的には朕は頭首、なんじらを股肱と頼むとあつて、ここに
そして、その効力を失つてしまつておりますところの教育勅語、あるいは陸海軍人に賜りたる勅論、または戊申詔書、青少年学徒に賜りたる勅語等、これら教育に関する諸詔勅が、今日もなお國民道徳の指導原理としての性格をもつているかのごとく誤解されている向きもあるのであります。
等というのを入れましたのは、教育勅語以外の、陸海軍軍人に賜わりたる勅論、戊申詔書、青少年学徒に賜わりたる勅語というものが眼目であつてこれが今なお日本に温存されておると同時に、その処置が法制上、行政に関する点が不十分である。それではいけない。そこでこの際各学校に保管されております。